日本最大規模のエネルギー開発企業として、石油、天然ガス、低炭素エネルギーの安定的な供給を担う INPEX は、経営ビジョン「INPEX Vision 2035」実現のためにデジタル技術の徹底活用を掲げ、なかでもAI活用は重要なテーマとなっています。その背景には、業務の高度化、効率化という目的とともに、少子高齢化による働き手不足や世界的な不確実性の増大といったエネルギー業界が抱える社会課題もありました。
Microsoft 365 Copilot をAI活用の中核的なプラットフォームとして導入。リサーチツールのリリース後はライセンス数が飛躍的に伸び、さらに動画学習コンテンツや勉強会の実施によって社内AI活用の機運を醸成し、導入後1年間でライセンス数を大幅に拡充。2025年後半からは Copilot Agent や Copilot Studio も活用してAIエージェント開発を推奨。一人ひとりの安全なAI利用を土台として、業務自体にAIを組み込んで働き方の変革に取り組んでいます。
Copilot の導入から約1年のタイミングで生成AIの効果測定アンケートを実施。オフィス業務を対象とし、44%の業務時間削減、46%の業務高度化、43%のエンゲージメント向上がユーザーの実感として数値化されました。試算では金額換算で年間約20億円以上の効果が得られています。社内で開発された AI エージェントは1,000を超え、個人やチームでの AI 活用は日常の光景に。AI エージェントをフル活用し業務プロセスそのものの変革を見据えた新たな施策展開へとフェーズが進んでいます。
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